銀行ローンに選択肢を持とう

 

私が『住宅ローンアドバイザー』を取得して約1年が経ちました。

 

住宅ローンの仕組みや、お客様へのアプローチなどを色々教わりました。

 

私は不動作会社で働いていますので、「家を買う人」「家を売る人」の考えは見えていました。

 

しかし金融機関の見え方と言うのは、いまいちわからなかった部分があります。

 

その輪郭が見えてきただけでも、この資格を取ってよかったと思います。

 

 

 

枕はこのぐらいにして本題に入ります。

 

アドバイザーの講義の中で、「選択肢を減らし、決め付けて住宅ローンを薦めてはいけない」という言葉が再三出てきます。

 

「あなたにはこの金融機関の、このローンしか利用できませんよ」というのは良くない、というのです。

 

色々な住宅ローンと言う金融商品の中から、負担が無い、無理が無いものを選んでいただく。

 

その提案をするのが住宅ローンアドバイザーであり、引いて言えば、不動産会社・金融機関の使命だとも思います。

 

 

 

事実、各金融機関は複数の住宅ローンのプランがあります。

 

加えて、小田原市内には多くの金融機関が店舗を構えています。

 

●みずほ●三井住友●横浜●三井住友信託●りそな●静岡●駿河●静岡中央●労金●さがみ●小田原第一信用●JA●JF●ゆうちょ(順不同)

 

すべてが住宅ローンを扱っています。

 

加えて、インターネットの普及で、三菱東京UFJをはじめ、他エリアの金融機関も利用できるのです。

 

南足柄の物件を北陸の金融機関の融資で進めた場合もありました。

 

さらに、店舗が無い「ネット銀行」、住宅ローンのみを扱う「ノンバンク系」での融資も考えられます。

 

住宅資金を得るということならば、勤務している会社の「財形住宅融資」、住んでいる町から借りる「自治体融資」(小田原市は非対応)もあります。

 

「住宅ローンを借りるとなったら、1000以上の商品から選ぶことになる」。

 

そういう時代になっているのです。

 

 

 

ただ多くの場合は、売る側も買い側も「決め付け」で住宅ローンを選んでいると思います。

 

なぜでしょう。

 

「みんな同じ」だと思っているからです。

 

違います。

 

でなければ、「住宅ローンアドバイザー」なんて資格が存在しません。

 

同じ貸出金利、同じ借入額でも、諸経費で10万円以上違うこともあります。

 

安い金利で借りられても、設計図書などすべての書類を本人が集めて、金融機関とやり取りしなければいけない場合もあります。

 

ある銀行の住宅ローンが通らなくても、別の金融機関で通ったこともあります。

 

 

 

そんなこと、不動産会社は知っています。

 

恐れず言えば、「面倒くさいことはしたくないし、審査が通りやすいところで、パッパとやればいいじゃん」という観念があるからでしょう。

 

もちろん「短期間に複数の金融機関の住宅ローンの審査をかけられない」→「複数かけると、『この人何か問題あるんじゃない』と金融機関に判断される」というルールはあります。

 

ただ、前記は『仮審査』という正式な書類を提出した場合で、各銀行から話を聞いたり、返済計画を貰ったり、諸経費を算出してもらったりは影響ありません。

 

というか、スマートフォン1台あれば、自宅で比較検討も可能です。

 

 

 

もし物件が決まったら、不動産会社の担当者に聞いてみることです。

 

「A銀行とB銀行とC信用金庫のどれかの住宅ローンを検討しているんけど…」。

 

その時の顔色と返答で、その人の意識が見受けられます。

 

 

 

□物件と同じぐらい、住宅ローンを選ぼう。