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『津波避難ビル』を調べてみる。

 

「小田原って海沿いでしょ、地震の時、津波が怖いでしょ~」とおっしゃるお客様がいます。

 

数分話していると,「どうせ住なら、海が見えて、駅まで歩ける場所が良いわね~」とニッコニコで言い出すこともあります。

 

海沿いだから危険だったら、小田原でマンション探ししなくて…と言いたくなる瞬間です。

 

では、小田原の津波被害の想定はどうなっているのでしょうか?

 

 

 

上記の写真は、小田原市のホームページからスクリーンショットで拝借いたしました。

 

神奈川県が平成27年に想定した津波の情報を踏まえて、小田原市が浸水想定したものと思われます。

 

小田原駅周辺で見ると、すべて海岸沿いが津波の飲み込まれると言うわけではありません。

 

●早川沿い

 

●国道1号線から御幸の浜海水浴場まで続く、南北の道界隈

 

●御幸の浜プール界隈

 

●山王川沿い

 

浸水被害が陸部に侵入しているのは、河川沿いか、海からゆったりとした遠浅の立地の場所になっています。

 

小田原以外で物件を探す場合、海沿いのエリアならば、前記の2ヶ所は、「津波に対して危ない場所」という認識は必要でしょう。

 

 

 

小田原市では平成27年、津波の想定を行うのと同時に、『津波一時避難施設(津波避難ビル)』を制定しました。

 

「地震が来たら、この建物に逃げなさい」的な『人工的高台』を決めたわけです。

 

津波避難ビルは、津波の浸水被害が想定される地域を中心に選定されています。

 

上記掲載したエリアからは下記の分譲マンションが選ばれています。

 

●アエリア小田原浜町

 

●クイーンシティ小田原

 

●ラディエンス小田原浜町

 

 

 

ここからは私見が入ります。

 

浸水想定エリアでも選ばれていない分譲マンションがあります。

 

エリア外でも市内でも高層といわれる分譲マンションもあります。

 

マンションスクエアの人気マンションランキングで上位の物件は何一つ選ばれていません。

 

 

 

選定されなかった理由は色々あると思います。

 

●屋上など、避難する人を誘導できるスペースが無い

 

●低層である

 

●マンションの住民や管理組合が認定を拒否(→住民ファースト)

 

なら原因としては良い方です。

 

●築年が古い、建物耐久度が低い

 

●周辺道路の混雑が想定される

 

●上層階へ導く階段やエレベータが不備・物足りず

 

●浸水被害の影響が強い

 

となったら、住んでいる人だって大変と言うことになりませんかね。

 

 

 

ただ「危ない」とか「ここは大丈夫」とかではない部分も、一度確認することは必要でしょう。

 

というか、市民に認知されていないところを見ると、小田原市も深彫りして考えて選んでいますか?となりますがね。

 

 

 

 

 

□検討地域の津波や地震の被害想定をネットで調べる。



『3枚の契約書』問題から見る、住宅ローン


『用途地域』と言う住環境の判断基準