軽視できない『マンションの駐車場』のこと。

 

住宅ローンを組んでマンションを購入し、家賃並みの支払を考える場合、月々いくらかかるかを試算しなければなりません。

 

月々の返済はもちろん、管理費・修繕積立金も、その中に含みます。

 

それ以外にも自治組合費やテレビを視聴するためのCATV代、インターネットの使用料などもあるでしょう。

 

そして、意外に見逃しやすいのが、『駐車場代』です。

 

 

 

小田原市内の駐車場相場ですが、小田原駅から雨が降っても走っていけるぐらいの徒歩5分圏内は、2万円ぐらいはかかります。

 

鴨宮駅徒歩圏や栄町一丁目などの歓楽街は1万5千円から1万円、そのほかは7,000円から5,000円でしょうか。

 

売買マンションに付属している駐車場の多くも同じぐらいの価格帯の設定をしています。

 

問題としては、中古物件で販売している場合(特に小田原駅中心部)、『駐車場満車』となっていることがほとんどと言うことです。

 

 

 

小田原の分譲マンションの中には「居住者に駐車スペース確保」というのもあります。

 

ただ、よくよく調べてみると、「駐車場は機械式」、「タワー式駐車場で車種に制限がある」「駐車料金が高い」などのマイナス要素を含んでいる場合もあります。

 

また、平置の駐車場でも、建物からだいぶ歩かされるということもあります。

 

 

 

もう1点注意しておきたいことは、「マンションの場合、車は1世帯に1台」という考え方です。

 

しかも昭和築のマンションには「車は贅沢品で、住む人全部が持ってないでしょ?」というスタンスで、世帯数より少ない駐車場を所有しているものもあります。

 

そうなると「私は長年、このマンションに住んでいるのに、不便で止めづらい駐車場をあてがわれている」「ずっと待っているのに敷地内の駐車場が使えない」と不満が出る場合も事実あります。

 

そこで、「長年住んでいる人が優先で、買い替えで新しく住む人には敷地内に車は止められない」とか、「年1回、管理組合の総会でくじ引きをして駐車位置を決める」などのマンションごとにルールが決まっているものこともあります。

 

モータリゼーション(すでにこの言葉自体が死語だと思いますが…)が進み、ファミリーの場合、お父さん用とお母さん用の2台所有が普通になっている昨今です。

 

話を伺うと「1台は敷地内、1台は敷地外」と言う流れが多いそうです。

 

加え「マンションに住み返したので、減車した」、「車を複数所有することになったので戸建に住み替えた」という方も現実にいるそうです。

 

 

 

都内などの都市圏に比べれば、小田原の駐車料金市場は妥当だとは思います。

 

ただ、小田原駅前は「1台25,000円+消費税」なんて平気にありますので、2台止めたら54,000円にもなります。

 

ある意味、都心並みの価格です。

 

理由は「都内に新幹線通勤する人が、会社経費で借りるから」「根本的に台数が足りない」などはあります。

 

買った人が住むとなれば、駐車場のことは大きな問題ですから、注力して調べると思います。

 

問題は「買って貸す」場合です。

 

「敷地内駐車場は空いているでしょ」と思案していると、『満車中で空なし』ということも。

 

駐車料金以前に、駐車場確保もできなければ、賃貸募集時にばたつくことも考えられます。

 

 

 

あと余談になりますが、注意してみてもらいたいことに『機械式駐車場』があります。

 

少ないスペースで多くの駐車台数を確保できるため、小田原市内の分譲マンションでも多く採用しています。

 

機械式駐車場を大きく分けて2種類あり、一つは3階から4階ぐらいの構造で横にスライドして止めるもの。

 

もう一つは、タワー式と呼ばれるエレベータ式の車台に載せて駐車スペースに運ぶものです。

 

現在、この2つとも居住者からの評判が良くありません。

 

前記しましたが、機械によって車種が限定されること。

 

そして入庫・出庫に時間がかかることです。

 

極めつけの理由が、コストがかかることです。

 

コストがかかれば、管理費が高くなるのは必然です。

 

なので、機械式駐車場の撤去・廃止をするマンションも市内にはあります。

 

ただが駐車場ですが、されど駐車場、なのです。

 

 

 

□敷地内と敷地外の駐車場を調べておく。