設備や部屋からマンションの住みやすさを考える

 

日本の技術革新は、私たちの生活環境を変化させていきました。

 

テレビで言えば、白黒テレビ→カラーテレビ→ステレオ採用→リモコン採用→ハイビジョン→薄型&大型化→デジタル放送…と時代を映す鏡ともいえます。

 

マンションをはじめとする住宅設備(特に水回り)に関しても同じです。

 

 

 

まずはキッチンです。

 

ガスコンロを別に用意する「ガスキッチン」→「タイル張り」→コンロ一体型「システムキッチン」→油が落ちやすい「クロス仕様」→「カウンターキッチン」→「アイランドキッチン」となります。

 

設備では、「オーブンレンジ」→「ディスポーザー(排水溝にミキサーの刃のようなものが内蔵され、生ゴミを汚水と一緒に流せるもの)」→「食器洗浄機」→「ワイドシンク」→「浄水器付きシャワーヘッド」→「IHクッキングヒーター」でしょうか。

 

また換気扇も、その設置年数によって、吸引力や操作性、お手入れの手軽さなどに大きな差が生じてきます。

 

 

 

次にバスルームです。

 

「内釜(バランス釜)」「タイル張り」→「シャワー付」→「温水・冷水2系統」→「ユニットバス」→「自動湯張り」→「浴室暖房機」→「追炊き」→「浴室乾燥機」→「一坪風呂」。

 

これ以外にも「室内洗濯機置場」「シャワートイレ」「シャンプードレッサー」も該当するでしょう。

 

「太陽でお湯を沸かす」→「深夜電力でお湯を沸かす」→「太陽でお湯を沸かして、電気も作る」という流れもあります。

 

 

 

水回り以外で…

 

冷暖房/「暖房機・炊飯器用のガス栓」「室外の灯油ホームタンク」→「エアコンの設置口&室外機置場」

 

換気/「空気清浄機」→「自動換気システム」

 

呼び出し/「呼び鈴」→「オートロック」→「インターフォン」→「モニター付インターフォン」

 

サッシ/「木戸」→「アルミサッシ」→「ぺアガラス」→「シャッター」

 

など内容は細部に渡ります。

 

 

 

最後は部屋の種別などです。

 

抑えなければいけない点が「和室」と「収納」です。

 

昔はほとんど物件にあった畳の部屋ですが、最近はすべて洋室・フローリングという部屋も多いです。

 

理由は①畳替えなどのメンテナンスがかからない②フローリングの方が痛みづらい③和室からフローリングはリフォームしかないが、フローリングから和室は、ホームセンターに売っている「薄畳」で解決するからなどがあります。

 

また収納も「天袋付押入れ」→「クローゼット」「床下&屋根裏収納」→「ウォークインクローゼット&納戸」と様変わりしています。

 

 

 

では住みやすい物件の見極め方はどうなるでしょうか?

 

ポイントは「人間は、簡単には生活環境を落とせない」と言う点です。

 

前記の内容で、今お住まいの部屋に当てはまるものに丸をつけてみてください。

 

丸より上の設備なら、煩わしさを感じることが少ないでしょう。

 

そして、今お住まいの部屋の広さ、間取、築年を見返すことです。

 

設備の機能は、その製造年数と関連していますから、築年を合わせれば一つの指針になります。

 

 

 

□今、どんな部屋に住んでいるか、再確認しよう。

 

 

 

※プログの無断転用を禁止します。記載日/2016.8.23

 

【筆者/アイハラユウスケ】情報サイト『小田原マンションスクエア』企画者。神奈川県小田原在住の団塊ジュニア。神奈川県のミニコミ紙在勤後、東日本大震災の日に退職。以後地元で不動産業に携わる。「不動産のことを、お客様と同じ目線で考える」ことを信条に仕事に従事している。宅建主任士・住宅ローンアドバイザー・3級ファイナンシャルプランニング技術士・プロマジシャン