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「借入れ金利」の数字の意味を覚えておく

 

平成28年、日銀は「マイナス金利」を実施しました。

 

テレビでは「住宅ローンが超低金利の時代になった」と話をしています。

 

銀行に足を運べば、「金利優遇・変動で年***%」と書かれたポスターが貼られています。

 

消費税にも満たない金利ですが、その数字の意味をあなたは答えられますか?

 

 

 

仮に「年利1%」という数字があったとします。

 

これは「年間に残金に1%を掛けた数字を利子としていただきますよ」ということです。

 

毎月の支払額の計算式を見ると明解です。

 

まず先月分の借入金の残金に年利を12で割ったもの(月ベースにするため)を掛けます。

 

これがその月の借入れした手間賃(利子)です。

 

 

 

仮に1000万円・30年・元利均等で借りたとします。

 

利子の総額は157万8680円です。

 

「1%と書いているのに、何で15%の利子になるの?」という方がいました。

 

これが数字の綾です。

 

もし年利1.5%なら242万4320円、2%なら330万5960円です。

 

貸してもらう金額は変わらないのに、返済額には大きな差があります。

 

「借り換えして1%も金利が下がった」「A行は0.6%、B行は1%だからA行で決める」と言うのは重みのある言葉なのです。

 

だから「銀行ローンこそ、比較・検討が必要」ということを説明しているのです。

 

物件を値引きするよりも、即効性があり、有益です。

 

 

 

「利子の額は増えても、支払い回数が多いし、月々はさほど変わらないですよ」と言う金融機関がありました。

 

前記で言えば、1%なら月々32,163円、1.5%なら月々34,512円、2%なら月々36,961円です。

 

「1%しか差がないのに、月4千円違うということは約1割違うじゃん」という方がいました。

 

これが数字の綾です。

 

 

 

年利4%で考えてみると返済総額は1718万6760円です。

 

1000万円元金返して、700万円利子を払う。

 

「俺がマイホームを買ったとき、倍額支払った」というのは嘘ではありません。

 

低金利の今、借入れして不動産を買うというのは、有利であることは間違えないのです。

 

 

 

少し脱線しますが、クレジットカードの利子は何%かご存知でしょうか?

 

おおむね年10%~15%です。

 

1回払い(ボーナス含む)には利子はかからないですが、3回以上の分割やリボ払いは利子がかかります。

 

多くの方が、このような数字の綾を知りません。

 

何ででしょう?

 

その方がお金を貸す側からすれば、都合がいいからです。

 

 

 

□条件良い物件を選ぶように、条件良い金利を選ぶ。



「借りられない人」はこういう方々


「元利均等」「元金均等」の意味を覚えておく