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築年が経ったマンションの『管』じんな話し

 

賃貸から売買へ住み替えした場合、「設備のメンテナンス」に意識がいかないことが多いと思っています。

 

それはマンションでも、戸建でもです。

 

そもそも「設備のメンテナンス」とはなんでしょうか?

 

今回は肝心な『管』に注目していきたいと思います。

 

 

 

まずは上水道・下水道です。

 

賃貸の時は、使用料を水道代・下水道代として月々支払うだけだと思います。

 

たとえば、子どもがおもちゃを詰めて、水があふれてしまったら…。

 

これは、詰めた側の住んでいる人の費用負担となります。

 

では、長年使ってきた影響で、水道管や下水道管を交換しなければならない場合はどうでしょうか?

 

賃貸の場合は、大家さんです。

 

売買の場合は、所有者です。

 

そんなこと稀なことでしょ?という人もいらっしゃると思います。

 

そうともいえません。

 

 

 

小田原市内でも築年が40年以上のマンションが出てきました。

 

建設当時は、水道管自体の太さが細い場合もあります(13ミリ管)。

 

もちろん、管の素材に問題がある場合があります(経年劣化しやすいものなど)。

 

そういうマンションの場合、漏水被害多い、地震時も不安と言うわけです。

 

なので、「上水道管・下水道管を改善しない場合は、所有者を変更してはいけない」というルールを管理規約というマンションないルールで決めているところもあります。

 

ということは、「管を修繕しないと売買できない」ということです。

 

だから、古いマンションは安いのです。

 

 

 

次の管の話は『ガス』です。

 

賃貸の時は、使用料と、せいぜいガスコンロ代ぐらいだと思います。

 

たとえば、給湯器が壊れたら…。

 

そして長年使ってきた影響でガス管を交換しなければならない場合はどうでしょうか?

 

賃貸の場合は、大家さんです。

 

売買の場合は、所有者です。

 

このガス管問題も上下水道と同じで、修繕しないと売れないというマンションが小田原には存在します。

 

 

 

伝聞の話ですが「プロパンガスは高いから都市ガスにしてくれ」と言い出したマンション住人がいたそうです。

 

月1回の住民の総会で議案になりましたが、新たな費用負担が大きすぎると却下されました。

 

それに機嫌を悪くした住民は、「ガスなんか使わず、オール電化にする」と言い出し、ガスコンロを捨てて、IHクッキングヒーターをホームセンターから買ってきたそうです。

 

「使ってないから、今後一切のガスの負担はしない」

 

でもお風呂でガスを使っていることが他の住民から判明し、泣く泣くガスを使い始めたとの事です。

 

 

 

正直言えば、水道やガスの管のことは売買する不動産会社も説明不足になることがしばしばです。

 

築年が経っていて、建設当時からリフォームを行っていない物件の場合、ちゃんと聞いておくべきです。

 

 

 

□昭和築マンションは「水道管やガス管はそのまま使えますか」と聞く。


今一度、片手・両手問題を取り上げてみる。


『瑕疵担保免責』ってなんですの?